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多重人格とカウンセリング

公開日: : 最終更新日:2015/02/06 心の病

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多重人格は二重人格とも呼ばれる。映画やドラマ等に登場する事も多々あるためにご存知の言葉と思う。診断基準のDSM-Ⅳでは、解離性同一性障害(dissociative identity disorder)と呼ばれている。
主人格の時、ある時には別の人格、また別の時には別の人格・・・と、人格が入れ替わることになる。
”同一性”というのは、「自分は自分である」という確信のもと、どんな状況でも変わることのないもので、行動や思考、感情全てで統合されていて一つのまとまりと言える。
この”同一性”が解離すること・・・つまり本来一つの人格という同一性が失われる、ということになる。

要因としては、外傷経験によるものが多いと感じられる。その他にも環境要因なども考えられる。
例えば、深く傷つく感情を、平常時に常に感じているのは辛い事である。その感情を切り離してしまうと、平常時に感じる負担は軽減されるものとなる。
この切り離された感情が人格を構成して多重人格となって現れる・・・という形になる。

メールカウンセリングにおいては、顔と顔を合わせてのカウンセリングではない為に、交代人格について把握しきれない部分もあるのは事実である。しかし、多重人格者は自分を理解してもらいたいと思いながら、理解を得られない気持ちを強く持っていることも多い。
また、誰も助けてくれないと感じたり、裏切られる体験から自尊心を傷つけられていることも多い。
メールカウンセリングでは、その部分に焦点を当てながら、その人格において不適応は何か話し合いを進めていく。薬物療法も必要となることもあり、医師との連携も大切となる。

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