2024年4月より料金を改定しております。全ての方がよりメールカウンセリングを受けやすい料金プランとなりました。

PTSDの情報とメールカウンセリング

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PTSDとは

心的外傷後ストレス障害・PTSDとして知られるようになっているものについてお伝えします。
極端な外傷になるような出来事に遭遇した直後に起きる精神的障害として、「急性ストレス障害」というカテゴリが診断基準で設けられています。
急性ストレス障害はその出来事から3日から1か月持続する精神疾患です。

この症状は4週間以内でおさまる事もありますが、それ以上続く時に「心的外傷後ストレス障害」へ診断名が変更されることになります。

PTSDの症状

PTSDでは過剰に警戒心が高まったり、睡眠不足や覚醒亢進によってイライラしやすくなり、絶望感を感じたり強い恐怖に襲われたりする。また、外傷となった出来事を避けようとするようにもなることがあります。
原因となる強い外傷というのは、人によっても異なり断定的な定義は出来ませんが、地震など自然災害であったり事故やテロ、拷問、監禁、性的暴行などの体験を挙げることもできるものです。
外傷となる出来事が鮮明に思い出されてしまい大きな苦痛を生じさせてしまうフラッシュバックと呼ばれる症状も伴うことがあります。
治療としては薬物療法と心理療法とを併用することが多くなります。外傷直後などリラクゼーションなど気持ちを安らげることや、無理強いは良くありませんが外傷体験を話し合うことも役立つことがあります。
外傷経験というトラウマは、本人にとって言葉では言い尽くせないほどの苦しみを伴う心の状態を生じさせます。周囲もその事を理解してあげながら、焦らずに喜びを感じられる生活を送ることが出来るよう温かい支えとなることが出来るでしょう。

PTSDへのメールカウンセリング

メールカウンセリングにより”いつでも辛い気持ちを話せる”という安心感を抱く事が出来る空間を与えるものです。外傷後ストレス障害に向き合う事は、時に苦しさを感じるものでもありますが、その気持ちを理解し共有してくれていると思える相手がいることは安心感に繋がるものです。
普段からメールカウンセリングで気持ちを話す習慣を持つこともこの障害に向き合う上で良いことです。

【参考文献】
(1)DSM-5精神疾患の分類と診断の手引 2020年(高橋三郎、大野裕監訳)医学書院
(2)MSDマニュアルプロフェッショナル版(https://www.msdmanuals.com/ja-jp/プロフェッショナル)