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不安症(不安障害)へのメールカウンセリング

不安障害へのカウンセリング
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不安は誰もが感じる感情です。正常な不安であれば時には能率を上げたり、運動選手であれば能力が高まる事さえあるものです。
しかし、不安症に悩む方はそうした通常の不安とは違う、より一層自分に向かって攻め込んでくるような不安を感じておられ、一度だけでなく何度も恐怖を感じるような不安な気持ちから助けを求めている状況と言えます。

不安を抱えている心の状態の時、言葉では言えないような落ち着かない気持ち、誰かに確かめたくなるような思い、不安を感じないように周囲にあたりたくなる気持ち、時には死にたいと感じる気持ちなど、不安から生じてくる感情は多くあります。

不安症の分類

DSM-5においては次のような不安症の分類がある。

分離不安症:愛着を持っている人からの分離に過剰に不安を感じる。

社交不安症:注目を浴びるような場面(社交場面)に対して著しく恐怖や不安を感じる。

パニック症:パニック発作を伴う不安。

全般不安症:漠然と不安をいつも感じているようなイメージ。

パニック発作について

パニック発作では、心悸亢進・呼吸困難・めまい感・嘔吐・冷や汗など様々な症状があらわれ、多くのクライエントは”死の恐怖”を体験することが多いと語ります。そして、その後またこの発作に襲われるのではないかという予期不安によって、乗り物恐怖や広場恐怖など恐怖症状態になってしまうことがあるのです。

不安症と言える状況では、なかなか自分一人では不安から脱することは難しくなります。専門家に相談することは心を軽くする上で大切になってくるでしょう。

不安症へのメールカウンセリング

メールカウンセリングで不安なお気持ちをお話し頂きながら、どのように不安を軽減していけるか共に考えていきます。自分の感じている不安を周囲の方はなかなか理解してくれない状況かもしれません。しかし実際に感じている不安は事実です。自分の中に不安を溜めているだけでは増大していくものですので、メールカウンセリングで気軽にお話し頂きたいと思います。不安は話すことによって本当に不安となる状況なのかを客観的に再検討していくことになり、それだけで不安が軽減されることもあるものです。
ケースによっても異なりますが、不安を感じている要因を見つけていきながら、行動療法的・認知療法的アプローチで取り組んでいきます。
不安の増大から自律神経に悪影響を及ぼしていることもあることから、呼吸法による自律神経を整える手法も効果を発揮するかもしれません。

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【参考文献】
(1)DSM-5精神疾患の分類と診断の手引 2020年(高橋三郎、大野裕監訳)医学書院
(2)MSDマニュアルプロフェッショナル版(https://www.msdmanuals.com/ja-jp/プロフェッショナル)