2024年4月より料金を改定しております。全ての方がよりメールカウンセリングを受けやすい料金プランとなりました。

癌患者へのメールカウンセリング

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サイコオンコロジー

サイコオンコロジー(psyco-oncology)という分野は、主に悪性腫瘍いわゆる癌に対して、精神面からアプローチしていく学問です。
この学問学会の定義によると、に関わる事になる患者・ご家族・ケアする人の情緒的な反応。また発症・死亡率に影響を与える心理的・行動的・社会的な要因に対して扱う学問となります。

日本人の死因の第一位は癌です。一生のうち2人に1人は癌にかかると言われている時代ですから、サイコオンコロジーは重要な学問となっています。
このように一般化したと言えるほど多くの方が罹患している状況だが、それに関わる人全てにとって心理的ストレスは相当なものとなるはずです。
癌の告知に関しても、病名を告知するのか、病状まで告知するのか、予後について・・・あるいは余命について告知するのか・・・患者だけでなくご家族は大きな心理的負荷を背負う事が容易に想像できることでしょう。
患者にとって自分の置かれている状態がわからないことほど、不安になるものはない。だからといってすべての場面で告知が正しいかは別問題だが、不安を出来るだけ取り除く対応が必要になるのです。

がん患者への関わりに関しては、その時々の病期によってもカウンセリングの対応は変わります。
告知の時期・初期治療の時期・寛解の時期・末期患者の緩和ケアの時期・・・。

それぞれの心理過程に関しては下記のブログ記事をご覧ください。

「がん患者の心理過程とカウンセリング」

癌患者へのカウンセリング

メールカウンセリングにおいては入院している患者に対してはツール上行うのが難しいことも多いが、退院している患者やご家族に対して、不安を取り除くために有効なカウンセリングツールとなるでしょう。
患者は無事退院したとしても、再発におびえる気持ち、不安と闘わなければいけない。メールカウンセリングを通して共に闘うこと・不安を抱え込まない事を心に伝えていきたいと思います。
不安を一人で抱え込まない体制作りを、メールカウンセリングは構築しやすいものとなります。

【参考文献】
(1)公認心理師必携テキスト 2020年第2版(福島哲夫編集責任)株式会社学研メディカル秀潤社