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強迫症/強迫障害へのメールカウンセリング

メールカウンセリング専門心の悩み相談室
「気になってしかたがない」という心の声のもとに、何度も確認作業をして心身が疲れてしまう。シンプルに言うとこれが強迫症です。
でも考えてみて下さい・・・何かが気になって…確認すること。
このことは誰もが行うことで、むしろ安心して生活するために必要な心の働きです。
でも、強迫症/強迫障害の方は、程度として自分を苦しめてしまう程の”気になり方”あるいは”確認作業”が生じてしまい、心身が疲弊してしまうのです。

強迫症の方はカウンセリングの臨床を行っていて、2023年現在増加傾向にあるように感じます。その原因ははっきりとは分かりませんが、コロナウイルスの影響下の中、変化が求められる社会となっていることや容易に孤立しやすい環境が作られているということも関係しているのかもしれません。

原因はともあれ、強迫症に苦しんでおられる方が少しでも心安らかに過ごせることを願っています。ここでは、強迫症の知識やサポートの方向性など取り上げたいと思います。

強迫症はどのような心の病気?

強迫観念:そう考えずにはいられないという思考が心の中で働きます。
例えば、鍵をかけたかな?と強い不安に襲われます。
自分の手が汚れているのではないか?と強い不安に襲われます。
多くの場合、何度も不安になる自分の気持ちについて「そんなに不安にならなくてもいいのに」と合理的ではないことを理解していることが多いです。
だからこそ”気になる”ことに苦しさを感じるのです。

強迫行為:そう考えずにはいられない、という思考からくる不安を緩和するために何度も確認作業をします。
例えば、鍵をかけたかな?という不安に対して、何度も鍵をかけたか確認します。(確認強迫)
自分の手が汚れているのではないか?という不安に対して、何度も手を洗うことを繰り返します。(洗浄強迫)

強迫観念と強迫行為の存在によって、強迫症の診断根拠となります。

どのような治療をする?

まず患者さんと苦しんでいる状況について話し合って整理していきます。
どんな強迫観念や強迫行為がなされているのか、お話し頂きます。
繰り返されて疲れを感じる強迫行為の回数を減らすことが出来ないか、共に考えます。
病院であれば、SSRIといううつ病で用いる薬を用いて不安の軽減を試みますが、思考の変容も大切な取り組みになりますので認知行動療法などで苦しみを生じさせている思考の変容を行うことが多いでしょう。
(治療方針は医師やカウンセラーによっても異なります。)

自分や周囲が心がけること

強迫症に苦しんでおられるなら、どうぞ一人で闘おうとしないでください。
家族や友人、専門家に相談して、強迫症に立ち向かう仲間を増やしていきましょう。
思考の変容というと難しさを感じるかもしれませんが、粘り強く取り組むときに、心が”楽”と感じる状況を作り出すことが出来て、それも自信につながっていきます。

強迫症に苦しんでいる方のご家族やご友人であるなら、温かく見守る思いで接していきましょう。
専門家に相談することを勧めることも出来ます。
苦しんでいるご本人は”こんなに気にしなくてもいいのに”と理解していることが多いですから、「気にしなくてもいいよ」「そんな確認はしないでいい。」というサポートではなく、共感的にお気持ちを聞いてあげてください。

強迫障害に対してメールカウンセリングに出来る事

ルームRESTの提供するカウンセリングは、メール専門のカウンセリングです。そして、メールという方法の性質上、自分に向き合って考えながら思いをカウンセラーに伝えていけます。どんな不安を何度も感じているのか、どんな確認作業を繰り返しているのか、ご自分のペースで話すことが出来ます。
認知行動療法のように、段階的に思考の変容も試みることが出来ることでしょう。
無料体験から始めることが出来ますので、気軽にお申込み下さい。
1人で強迫症に立ち向かうのではなく、専門家という仲間も増やしてこの心の悩みと闘っていきましょう。