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ここ最近の調査(平成30年度)によるとひきこもりの数は全国で推定100万人を超えていると内閣府の調査で分かってきました。調査する時期であったり調査の仕方によって幾らか誤差はあるものですが、どちらにしてもかなりの数の人たちがひきこもりの状態となっていることが分かります。
そして注目すべきなのは、ひきこもりの高年齢化という点も考えないといけない状況です。推定61万人が「40~64歳」のひきこもりという調査になっているのです。これまでの支援は、どちらかというと若者のひきこもりをターゲットにした支援がなされていましたが、こうした調査を考えると更なる見方を広げて支援の方法を考えていく必要があることが分かるでしょう。
ひきこもりのきっかけ
これらが上位の5つのきっかけとなる出来事となっています。
ひきこもりの方を支援してきた中で感じる事は、周囲への不信感や強い不安感から、周りが全て敵のように感じていて立ち向かっていく力を失っているような状況におかれていることが多いものです。もちろん個人差はあるので、全ての人がそうだと言い切れるものではありません。
もし”周りが全て敵”だと認識すると、皆さんの心はどのように感じるでしょうか・・・?
きっと「何をやっても無駄だ」「立ち向かってもどうせ非難される」「だったら何もせず孤立していたほうが楽ではないか」と感じることもあるでしょう。
ひきこもりの方はこれまでも努力を傾けながら外の世界へ足を運ぼうとしてきました。それでもタイミング悪く”味方”と思える仲間に出会えず、結果として心の力を奪われる経験を何度もしてきたかもしれません。
支援者は、ひきこもりの方の”味方”となるかのように、拒絶されながらも寄り添い続ける必要があります。そして、少しでも「この人は敵ではない」と感じて頂けるなら、その人の”味方”として外の世界へ共に歩みを進めていけるものです。
ひきこもりへのメールカウンセリング
ひきこもりは外出することが難しいのが一般的ですから、メールカウンセリングは繋がりを継続的に持つ上で有用なツールです。顔と顔を合わせないことも対人恐怖を軽減し、思ったことを話しやすくなります。
年齢を重ねるに連れて適応してくる方もいるものです。その機会を捉えられるように、関係を築ける相手はその関係が失われないように大切にしておくことが必要です。
メールカウンセリングがひきこもり支援の大きなツールとなっていくことを願っています。
ひきこもり支援をされているこちらのサイトもご覧ください。
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【参考文献】
(1)厚生労働省 (ひきこもりの実態に関するアンケート調査報告書(mhlw.go.jp))