2024年4月より料金を改定しております。全ての方がよりメールカウンセリングを受けやすい料金プランとなりました。

幻覚へのメールカウンセリング

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幻覚は何らかの対象物などのない知覚と定義できます。難しい表現の定義ですが、平たく言うと対象が存在しないのに、何かが触ったと感じたり、何かが聴こえたり、何かが臭ったりするということです。
幻覚といっても、幻視・幻聴・幻味・幻臭・幻触・体感幻覚など分類は多く、一つの分野の幻覚が感じられる事もあれば、幻視も幻聴も聞こえるなど複数の感覚で感じる事もあるようです。

訴えの多い幻覚

その中でもメールカウンセリングの臨床上で多いのは幻聴の相談が幾分多いと感じます。幻聴といっても、自分の考えなどが声となって聴こえるという訴えや誰かが自分のことを話題にして話し合っている声が聴こえると言うものや、いつも批判されている声が聴こえると訴えるなど様々な幻聴の訴えがあります。

幻覚はどのように感じるもの?

もしあなたが確かに自分の耳から人の声が聞こえると確信していて、それも自分の悪口を言われている内容だとしたらどう感じるでしょうか?
「もういい加減にしてほしい!」と心からの叫びを上げたくなるものではないでしょうか。
幻覚に悩んでいる方は、こうした心からの叫びを上げたいと思う程の強い確信を持った悩みを抱えていることが多いものです。

そして、当然見たり聞いたりする対象の無いものに対しての悩みですので、周囲が理解してあげられることが少なくなり、”変わった人・変な人”と見られてしまい寂しさも感じる事が多くあるようです。

しかし、周囲の人に理解して頂きたいのは、たとえ対象物がないものであっても、悩んでいる人にとっては”感じている”感覚だということです。そのことを理解した上で付き合えるなら、同情の思いを持って向き合うことが出来、信頼関係も構築することも可能かもしれません。

幻覚へのメールカウンセリング

メールカウンセリングではその幻覚の内容をよく聴きながら、何が幻覚として知覚されているのか見定め、アプローチしていきます。
幻覚は周囲に対象物が見えなくても、クライエント当人にとっては確かな知覚によっての行動なので、それを理解していくことが必要です。共感的な立場を取るカウンセリングになりますので、安心してご相談いただき心の平穏を作り出して頂きたいと思います。
メールカウンセリングルームRESTのトップページ【参考文献】
(1)統合失調症ナビ(あるはずのないものが現れる陽性症状 | 統合失調症ナビ (mental-navi.net)