加齢に伴う喪失感とバランス

加齢に伴う喪失感とバランス

メールカウンセリングルームRESTのLOGO    年齢を重ねる事に対して、ポジティブな見方をする人もいれば、ネガティブな見方をする人もいて、人によって感じ方は違うものです。それでもポジティブな印象を持つ人であっても、年齢による体力の衰えや病気がちになること、将来への展望への不安など、心配になる分野が増えることには変わりありません。持っていたものを手放すことになるという”喪失体験”が増えると、心にも影響を及ぼしてくるものです。

    喪失する体験と言うものは、見方によって不安などが軽減されることになります。例えば、何かの運動をしようとした時に”体力の衰え”から出来なくなるという事と、体力は衰えてきたけれど”短い時間ならできる”と考える事とでは、全く心の受け取り方に違いが出来るものです。自尊心にも影響してきます。

    喪失部分が生じたとしても、自分でコントロール出来ているという感覚を味わうことで、年齢と共に変化していく状況や環境に適応しやすくなります。加齢とともに得られるもの”獲得”と、加齢とともに失われるもの”喪失”のバランスを上手く保っていくことに繋がる事でしょう。

    このバランスを保っていくことに役立つことは、どの年齢層であったとしても”目標”を掲げていくことです。目標を掲げておくなら、たとえ加齢に伴う喪失部分が生じたとしても、目標を達成する為に他の部分から補える資源を探そうとするものです。外部からの助けも得ようとする気持ちも生じてきます。それらを活用しながら”目標”を達成することで、心は自信を付け活力ある人生としていけるものです。

    加齢に伴う喪失体験などは、自分自身でそのことに向き合っても、なかなか何を喪失しているのか気づけない事も多いものです。カウンセリングでの会話を通して喪失しているものは何か、どんな補うものがあるのか、自分の今の目標はどんなものにできるか、考える機会となります。ルームRESTのメールカウンセリングにおいても現状の気持ちや状況、置かれている環境などを話し合いながら、加齢に伴う心の不安定さに対してバランスの取れた見方を取り戻していきます。