2024年4月より料金を改定しております。全ての方がよりメールカウンセリングを受けやすい料金プランとなりました。

ADHDの情報とメールカウンセリング

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ADHD(attention deficit hyperactive disorders)は注意欠如・多動症と言われる。
年齢に比べると、注意の集中に障害を感じたり、衝動的であったり、極端に多動で落ち着きが無かったりします。そのため集団行動において適応できなくなり問題になることが多く生じてきます。
子供のADHDに目が向きがちですが、大人のADHDも最近注目されつつありますのでニュースなどでも取り上げられてお聞きになったことがおありでしょうか。

ADHDと個性

注意欠如・多動症という名前が普及しすぎてしまうことで、個性の範囲でありながらも「あの人はADHDだから」というレッテルを張ってしまう傾向もみられるのは少し残念なことでもあります。
また、ADHDであったとしても個性として受け入れられるべき範疇であるなら、周囲がそれを受け入れてあげる心の大きさを持つことで適応を促すことにもなることでしょう。
しかし実際には多くの場合集団行動という”和を重視する日本の文化”もあるために適応できないと判断され、叱責されることが多くなり、自尊心の低下という二次的なケアも必要となることが臨床上多く感じます。

ADHDへのカウンセリング

メールカウンセリングでは、自尊心低下にアプローチして自信を回復させ、注意欠如をどのように防げるか環境にも目を向けていくことになります。そのためには本人とじっくり話しながら、どんな時にどのように注意されることがあるのかなどを明確にしていく作業を必要とするでしょう。自尊心の低下は本当に苦しさを感じさせるものです。ご本人にとって何が自尊心を高める事になるのか、個性をどのように発揮していくことが出来るのか、多角的な視点で物事を考えていけるように時間をかけて話し合っていけるでしょう。
薬物によっても多動や集中困難を制御していけることから、医療面との連携も必要になってくることもあるものです。

【参考文献】
(1)DSM-5精神疾患の分類と診断の手引 2020年(高橋三郎、大野裕監訳)医学書院