2024年4月より料金を改定しております。全ての方がよりメールカウンセリングを受けやすい料金プランとなりました。

うつ病に関する情報とメールカウンセリング

うつ病へのカウンセリング
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「うつ」は日常で使われる用語であって、それだけでは心の病とは判断できないものです。うつ状態というものは精神疾患ストレスによるもの・性格に起因するものなど様々な要因で”うつ状態”になるものです。季節的に冬場にうつ症状が出てくることもあります。最近は夏季うつという言葉も使われることがあります。

では、うつ病と診断される上でどのような症状が出てくるのでしょうか。

うつ病の症状

「うつ病」とはどういう症状が顕著に現れてくるものか・・・。
人それぞれ違うので”この症状があるからうつ病”とは言えないのが前提ですが、下記のような症状が一定期間続く時にうつ病と診断されることになります。
・言語・動作ともゆっくり(精神運動制止)
・悲しみや絶望感、死にたいという思い
・将来に対してや周囲の状況・自分自身に対して悲観的
睡眠困難(不眠・過眠)
・食欲減退、体重の増減
・ミスが多くなる
・毎日続くような疲労感
・・・・などなど。

病院においては抗うつ薬や躁状態があるなら気分安定薬などを用いて薬物療法を用いて治療していくことが多くなります。また薬物療法を併用しながら認知行動療法を用いた心理的支援や、カウンセリングによって抑うつ気分にアプローチしていくなどします。専門家でなければうつ病の本質の改善に至らないことが多くなりますので是非専門家にご相談するようになさってください。

このようなうつ症状が生じてくることは本人では気づかないこともあり、また「こんなはずはないのでもっと頑張らなければ・・・」と無理をすることもあります。

さらに「こんな自分ではダメだ」と自分を責めるようになったり、何もやりたくなくなるような無気力感に包まれたり・・・患者本人にとって心の辛さを持続的に経験するようになりますので、専門家への相談はどうしても必要になってくることでしょう。

うつ病への対応

そうしたことを考えると、ご家族や職場の仲間など周囲の人が”いつもと何か違う”と感じたなら、早めに専門家に相談するように勧めたり周囲の人が相談することもできるでしょう。

うつ病は休養することや薬物療法やカウンセリングによって改善されることを本人や周囲がしっかり理解しておくことは、うつ病へのアプローチにおいてとても重要になります。うつ病を発症している方を孤立させることなく、支え合いながら本来の自分を取り戻して頂くように致しましょう。

うつ病と表情

うつ病に気づく上で、”顔つき”という表情から分かることがあるのでしょうか。「あの人は暗い表情だからうつ病になったのではないか」「表情の変化がないから心の問題を抱えているではないだろうか」・・・など、表情から人の心の状態を知ろうとする[…]

うつ病と顔つき
冬季うつ病

冬季うつ病の要因冬季うつ病というのは、その名のとおりに冬の時期にうつ病のような症状が出てくるものです。DSM-5では「特定不能の抑うつ障害、季節型」と分類されます。人の身体は約1日(24時間)で刻まれているリズムを持ってい[…]

冬季うつ病とカウンセリング
躁うつ病

躁うつ病(双極性障害)は、その名の通りに”躁”状態と”うつ”状態を繰り返す病状となります。躁状態とうつ状態が交代で出現したり、周期的に入れ替わったりしますので「うつが治った」と勘違いしてしまうこともあります。年齢的には20代が多く[…]

躁うつ病へのカウンセリング
うつ病と運動

うつ病は日常生活のリズムの変化を生み出すことになります。睡眠リズムの変化であったり、食生活の変化や様々な変化が生じてきます。こうした生活習慣のリズムが狂ってしまうことは、心身ともに苦しさを感じてしまうことになります。眠れない日が続[…]

うつ病と運動との関係

うつ病へのメールカウンセリング

メールカウンセリングによって苦しい気持ちに寄り添い、心の力を出していく為に何をしていけるか、話し合っていきます。また、今まで出来ていたことが出来なくなっていることに対して、自分を責める気持ちになったり自尊心が低下していることもあります。

カウンセリングの中では、本来の自分を思い出しながらうつ症状ゆえに出来なくなっていることを共に見つけていきます。そして、今失われている心の力をどのように取り戻していけるか、カウンセラーと共に考え、力を取り戻していくためにどのようなことが出来るのか、どのような考え方をしていけるのか、会話を通して見つけていきうつ病を改善へと導いていきます。

うつ病は「心の風邪」と言われる事もありますが、その表現は”ほっておけば治る”と誤解されがちでもあります。
カウンセリングによる対応、専門家による対応がなければ悪化させる事になりかねません。
メールカウンセリングは誰にも気づかれずに相談しやすいものでもあります。早期発見・早期対応も大切です。「何と励ませばよいのだろう。」「どんなことが出来るのだろう」とご家族や周囲の方も悩まれている状況も多いものです。

ご本人はもちろん、ご家族の方もお気軽にご相談頂きたいと願っております。

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【参考文献】
(1)DSM-5精神疾患の分類と診断の手引 2020年(高橋三郎、大野裕監訳)医学書院