2024年4月より料金を改定しております。全ての方がよりメールカウンセリングを受けやすい料金プランとなりました。

醜形恐怖症とメールカウンセリング

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自分の身体に関して、客観的に異常が見られない中にあって、自己の身体の一部分(顔・髪・顎・足・腕・鼻・・・)が醜いと感じ、それを確信している状態を醜形恐怖と言います。その確信から美容整形を受診するということも少なくありません。

醜形恐怖症と他の疾患

人格障害や社会恐怖や気分障害などが隠れている事もあるため、自殺率も低くないと言われています。
醜形を意識する余り、周囲の人たちが自分のことを噂している、人に不快感を与えている・・と強く感じることを訴えてくるクライエントも多いものです。
周囲の人たちから「決して醜いことはないよ」と言われたとしても、ご本人の思いは確信に近いものですのでアドバイスを受け入れにくく感じられることも多いかもしれません。

醜形恐怖症へのカウンセリング

カウンセリングの臨床上、醜形恐怖を訴える方の多くは何らかの要因で大きなストレスを感じている方が多く、それらのストレスを軽くしていくことによって自分が醜いと感じる恐怖感から解放されることがあります。ストレス要因は人それぞれですからじっくりと耳を傾けてお気持ちやこれまでの出来事をお聴きしながら、ご本人にとって何がストレスとなっているかを見極めていきます。

メールカウンセリングでは、何に対して醜形を感じているのか、耳を傾け、寄り添いながら、客観的な視点を持てないかどうか話し合っていくことになるでしょう。
また、自分が醜いと感じていることは大きく自尊心を失っている状況でもあります。自尊心を高めていくために何が出来るのか、生活の中でどんなことを行うと自尊心が高まるのかということなども話し合っていくことで、生活全体の質を高めていきながら恐怖感に良い影響を与えていきます。
また醜形恐怖には他の疾患も関係していることがありますので、他の症状にも注目しながら他の精神疾患を患っていないかも確認していくことになります。
クライエントと共に恐怖症に立ち向かっていくイメージにもなるでしょうか。

【参考文献】
(1)MSDマニュアルプロフェッショナル版(https://www.msdmanuals.com/ja-jp/プロフェッショナル)